ベタ・スティグモサは、マレーシアのトレンガヌ州に分布するプグナックス・グループの中型ベタです。
かつてはベタ・プグナックスとされていましたが、2005年にシンガポール大学のタン教授によって、
このトレンガヌ州の個体群は、ベタ・スティグモサと命名され、新種として学術記載されました。
種名のスティグモサとはラテン語で斑紋状という意味で、
本種の特徴は、従来のプグナックスとは違い、尾ビレの軟条のあいだに格子状の模様が入ることです。
本種はプグナックスと比べると小柄で、オスのエラブタにはアンティーク・グリーンがはいりますが、
発色が良いとそれが胸部にまでに見られるのが興味深いです。
現地では丘陵地帯を緩やかに流れるクリアーウォーターの浅い小川に生息しています。
水質は中性から弱酸性の正常な水を好み、性格は比較的温和で、通常オスメスペアで飼育できます。
下記の「お買い物ガイド」をお読みになって、内容をご確認のうえご注文下さいね。
ベタ・スティグモサのオス個体。
ベタ・スティグモサのメス個体。
トレンガヌ州ドゥングンの現地で採集されたベタ・スティグモサ
繁殖行動を始めるベタ・スティグモサのペア。
卵を咥えるベタ・スティグモサのオス
画像協力:平井久美子氏
画像はあくまで参考です。販売する個体は画像とは異なります。