ベタ・トゥシアエは、マレー半島東岸部、パハン州からジョホール州に分布する、
赤系ベタと呼ばれる、コッキーナ・グループの小型ベタです。
赤褐色の体色で、本種は体側にブルースポットが入らないのが特徴です。
本種とリビダは、よく似た特徴を持っています。
私の見方では、リビダの腹ビレの先端が青白いのに比べ、トゥシアエは純白に近いです。
また、本種の体色はリビダに比べて、同じ赤褐色でも少し茶色に近いように見えます。
本種はリビダの生息地と違い、比較的都会から離れた地域に分布し、
開発もさほど進んでいないので、現在のところ生息地の極端な消滅はないようです。
しかしその反面、本種はほかのワイルドベタの生息地と離れているせいか、
あまり入荷がなく、見かけることが少ない種類だといえます。
飼育は、他の赤系ベタに準じ、30cm水槽かそれより小さめの水槽で十分です。
水質は弱酸性の軟水を好み、アルダーシードを用いた琥珀色の飼育水が適しています。
繁殖は、水面や時折ココナツシェルなどの下に小さな泡巣を作って産卵します。
卵を産む数は少なく、20~30個程度です。
生まれてきた稚魚は、意外と大きく、最初から孵化したてのブラインシュリンプを食べることができます。
本種が採集されました!
【オス】のみ、【メス】のみも販売いたします。
値段は¥7,000【オス1匹】、¥7,000【メス1匹】です。
【オス】のみ【メス】のみご購入の場合は、右下のプルダウン「選択してください v」のところで
【オス】(-5,000円)または【メス】(-5,000円)をご選択になってから、カートに入れてご注文ください。
下記の「お買い物ガイド」をお読みになって、内容をご確認のうえご注文下さいね。
発色していない姿のベタ・トゥシアエ
たわむれるペア。
ベタ トゥシアエのメスです。
画像はクアンタン産であくまで参考です。実際にお送りする個体はこれらと異なります。
マレー半島にあるベタ・トゥシアエの生息地
トレンガヌ州のドゥングンにあるベタ・トゥシアエの生息地です。
薄暗い雑木林の足元にある湿地に本種は生息しています。
採集されたベタ・トゥシアエ。赤みを帯びた飴色の色彩がいいですね!