ベタ・ディミディアータは、インドネシアのボルネオ島西カリマンタン州のカプアス水系に分布する
ディミディアータ・グループを代表する中型ベタです。
本種は赤味を帯びた細身の体で、背ビレ、尾ビレ、尻ビレのそれぞれが著しく伸長し、
さまざまなワイルドベタの種類のなかでも、とびぬけて美しいフォルムを誇ります。
現地では主にブラックウォーターの細流に生息しており、
水底の落ち葉の下に隠れているところを採集されることが多いです。
水質は弱酸性の軟水を好み、飼育はさほど難しくないですが、
なぜか繁殖はなかなか難しく、卵を咥えても3日ほどのあいだに飲み込んでしまい、
なかなか稚魚を吐き出すまでには至らないようです。
これらの画像はオーストリア・ウィーンのワイルドベタ愛好家:Dani's Fischgarage
の画像を掲載させていただいております。
画像はあくまで参考です。販売する個体はこの画像と異なります。